傍聴席に入れなかった皆様。申し訳ありませんでした。

本日、一般質問に登壇いたしました。

新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ソーシャルディスタンス確保のため、傍聴席は約47席から11席となっており、傍聴にお越しくださいとお声がけができませんでした。

傍聴のご案内はしていませんでしたが
昨年12月議会以来の、通常60分を通告したことで、これまで毎回傍聴にお越しくださっていた方々が
議場へとお越しくださり

定員オーバーで入れなかったそうです。

本当に申し訳ありませんでした。

事務局職員さんが、別室へご案内下さったそうですが
視聴用モニターもなく、ただ音声のみ。

それでも、

「歯切れがいいから、耳だけでも聞きやすくてよくわかったよ!」
「顔は知ってるからいいんだよ!」

…等々、おっしゃって下さって、涙が出ました。

実は、前回6月議会の時もだったのですが
傍聴自粛のお願いを市議会HPに出している中で

私の傍聴が、あまり多くてもよくないだろうと

最初から、議場へは足を運ばず
1階ロビーのモニターで視聴下さった方もいらっしゃいます。

帰りに、あらためてモニターを見に行って
あぁ、ここで60分も見てくださったのか…と思うと

やっぱり涙が出ました。

飯能市議会では、議会のインターネット中継がありません。

傍聴の自粛をお願いして、傍聴席が5分の1程度に減っていても
視聴できる別室等のスペースもありません。

これまで、一貫して

市民の皆さまが議会に関心をお寄せ下さること、傍聴くださることは
必ず市の発展に未来につながります!

と、傍聴をお誘いしていたのに

懸念されたこの現状に対し、何もできなかった無力さを感じています。

議会改革できなかった私の力不足です。

傍聴席に入れなかった皆様には、本当に申し訳ありませんでした。

また、閉会後は、議会運営委員会が開かれ
提出されていた意見書案の賛否が、各会派から示されました。

私は「多胎児家庭支援に関する意見書(案)」を提出していましたが
全会一致をみませんでした。

飯能市議会では、全会一致でなければ提出はされませんので
毎回、10本近い意見書案が出されますが
なかなか意見の一致をみません。

自民
公明
共産
維新

の各会派が、それぞれの政党の見解にしたがって賛否を示しますので
なかなか一致は難しいところです。

今回の私の提出した意見書案については

みどりの会(砂長委員・監査、平沼議長、野田元議長、加藤議員)
清風会(鳥居委員、新井議員)

の2会派さんがバツでした。

よく、意見書くらい出すようにとご指摘もいただくのですが
議会運営委員会で、「バツです」の一言があれば、それでその案は終わりますので
これもまた、一人会派の限界を感じるところです。

ただ、意見書案など出さない会派が「バツです」の一言で終わるのは
出された会派に失礼と考えますし

毎回、意見書を提出されている、公明党会派さんと共産党会派さんは
必ず、バツの場合の党の見解を申し添えられているので

私も見習って、日本維新の会の見解にしたがい
賛同いたしかねる理由を申し上げるようにしています。

この4年間、一人会派ゆえの様々思うところ、また限界を感じるところも
多々ありましたが、

それでも、公党として一人会派が認められている以上
日本維新の会の旗を上げ、ブレずに真面目に議会活動をすることだけを
考えてきました。

2期目3期目が同じことでは、良いわけはないと理解していますが
残りの任期も、ブレずに粛々と活動していきたいと思います。

今日は、いつも応援くださる皆様に、あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最終日まで、気を抜かず集中してまいります。