議会関連の宴席に一切の出席をしない件について

【議会関連の宴席に一切の出席をしない件について】

飯能市議会では、定例会において、常任委員会主催の「懇親会」があります。
執行部と委員会メンバーの懇親を深める目的に加え、退職者を労う、異動による新任者の歓迎といった目的も加わり、時には3委員会合同での開催もありました。

毎回、正副委員長から私も案内をいただいていますが、すべて欠席、お断りをしております。
過去に出席したのは、当選後の初議会、平成29年6月の3委員会合同懇親会1度きりです。
全議員に部課長級の市の職員、コンパニオンさんも数十人の超大人数の開催でした。

その翌月、7月に実施された、広報委員会の視察における夜の宴会中の出来事に端を発し、9月議会での私への問責、議員辞職勧告と続きました。

議員提出議案
第1号 議員に対する問責決議 9月6日 原案可決(全員)
第3号 議員に対する議員辞職勧告決議 9月26日 原案可決(多数)

その間には、視察中の宴席における事象も問題となり、当事者間で「問題にするなら酒を断れ」といったやりとりもありました。
その意見を尊重し、以後の対応は一貫性を保って判断しています。

よって、坂井は一切の議会関連の宴席には出席をしていません。
視察には参加しますが、視察中の昼食はみなさんと一緒にとるものの、視察終了後の時間帯である夕食、宴席等には一切でません。
過去、すべての視察において、宿泊先近隣にて一人で夕食をとっています。

問責決議、議員辞職の議決については、私に対して、「議員を辞めろ」と議決した方々から、宴席にお誘いいただくこと自体はもちろん、ましてや同席は理解できるものではありません。
お断わりすることに、理由が必要とも考えません。

市政をチェックする側の人間が、職員と宴席での懇親を深めることも不要と考えています。
これまで、調査や資料をお願いし、詳しい内容を聞きに担当課へ伺った際も職員さんは、的確な回答や資料をご用意くださり、議員活動において、宴席での懇親を深める必要を感じたことはありません。

毎回、お誘いをいただき、所属委員なので形式上声をかけるなら理解はできるのですが、
最近では、
「いつまでそんなことを言うのか」
「一般常識としての付き合いができないのか」
「職員に対して労いの気持ちがないのか」
「挨拶だけして帰ればよい」
「なんの信条?」
等々の言葉がでますので、ここで整理してお伝えする次第です。

「議員を辞めろ」という、「議員が議員に対して議員を辞めろ」とする多数派の議決は大変重い判断です。
議決を上書きする、名誉回復の議決があれば再考いたしますが、一般的に所属する組織等での付き合いや懇親の場とは、異なります。

「議員を辞めろ」といったこととのブレは、当時受けた事象から判断し、まったくもって納得できません。
酒などお誘いいただく理由はなく、私は一切ブレていない、ということあらためて明確に申し上げます。