飯能市内「小中学校ブロック塀調査」について

【飯能市内「小中学校ブロック塀調査」について】

大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒れ女児が死亡した痛ましい事故。
あらためて、危険性を認識した市民の方も多かったそうです。
「飯能市内の状況は?」というお問合せを多数いただいていました。

文部科学省が6月29日、危険なブロック塀がある学校数を都道府県別に公表する方針を決めました。
学校数、撤去状況や改修予定などをまとめ、7月から8月にかけて発表する予定とのことです。
文科省では、全国に約5万ある幼稚園や小中学校、高校などの学校設置者に対し、ブロック塀の緊急点検を要請していました。対応を急ぐ必要があることから、先月29日付で点検結果の報告を求める通知を都道府県教育委員会などに出したものです。

本日、教育委員会に確認しましたところ、
飯能市でも、県を通じての報告が終了したということで、
今後順次、調査の結果や現地調査による状況詳細なども含め
市民のみなさまに情報公開されるということでした。

まだ、資料は作成中ということでしたが、
文科省に報告した数字は以下とのことです。

【高さ2.2mを有するブロック塀がある小中学校】

6校
小学校…飯能第一、加治、原市場、富士見、加治東
中学校…加治

【高さ1.2mを有し、3.4m以下の間隔で控壁(ひかえかべ)がないブロック塀がある小学校】
10校
上記6校に加え、以下の小中学校。
小学校…双柳、美杉台
中学校…飯能第一、南高麗

今後、設置場所ごとに、児童生徒が利用する頻度や現地の状況など
優先順位をつけて、対応していくとのことでした。

飯能市独自の調査として、その他、報告対象でない場合でも
危険性が認められる箇所がないか等、引き続き、調査対応をされるということで
担当課におかれましては、日々新たな調査報告が上がる中ですが
早急に対応を検討されているとのことでした。

また、通学路他、道路際や民地境界、他の公共施設等々については
平成23年の東日本大震災の際に、調査をしており
今後の連携や調査・対応については、これから協議・検討されるとのことでした。

引き続き、調査結果詳細や今後の対応について、担当課に情報をお願いしており
こちらでも、ご報告いたします。

控壁(ひかえかべ)