富士見地区行政センター説明会

地区行政センター 今後の施設利用に関する説明会

議会開会日が午前中で終わったので、富士見地区行政センターに参加しました。
https://sakaietsuko.net/news/13439/

私も利用団体のメンバーの一人です。
昨年12月議会で、窓口業務の時間変更等と利用料の見直し、免除規定の見直しが議案として上程され、反対多数で否決しました。
https://sakaietsuko.net/news/13283/

3月議会では、受付業務の時間変更についての条例改正の議案が出され審議されています。
これは、昨年12月議会で可決した、市役所庁舎の時間変更に合わせるための条例改正になります。

全国の自治体で窓口業務の時間短縮が進んでいます

自治体における窓口時間短縮は、職員の働き方改革、残業削減、デジタル化(DX)推進を目的として、150以上の自治体で実施・検討されています。
主な短縮内容は「8:30-17:15」から「9:00-16:30(または16:45)」へ、朝夕の時間を短縮する事例が多く、業務効率化を行い、市民サービス向上を図るものです。 

近隣では、狭山市がすでに2026年2月〜実施しており、川口市、志木市、久喜市、北本市なども短縮されるとのこと。

飯能市 も、令和8年4月より、市役所庁舎の窓口時間が9:00~16:30に変更となります。
地区行政センターも、こちらに合わせた条例改正が審議されているのですが、貸館業務は変わらず、従来通りの利用が可能という内容です。

地区行政センター運営の課題

地区行政センターの運営には、夜間休日の対応に係る人件費や清掃・警備等の委託費、修繕や備品購入など多額の経費が必要であり、その負担は社会情勢の変化やエネルギー価格高騰もあって増加の一途をたどっています。

さらに、飯能市内の多くの公共施設が老朽化への対応を迫られており、持続可能な施設運営のためには、使用料の見直しが避けて通れないなど、大きな課題を抱えています。

市の条例では、地区行政センターの利用料が定められてはいますが、ほとんどの利用団体が利用料免除となっており、実質は「無料」で公民館が利用できるため、その運営経費の全てを税金で賄っており、公民館活動で利用されない市民のみなさまにもご負担をいただいている状況です。

無料というのは、近隣自治体でも飯能市だけです。

こうした現状から、今後も長く市民の皆さまに快適にご利用いただけるよう、修繕や維持管理を適正に行い、利便性が向上するよう、利用時間帯などもあらためて見直し、利用料とその免除規定も見直すにあたっての、説明会と利用に関するアンケートを実施することになりました。

緊急財政対策の事業見直しへの批判が殺到する中ではありますが…

飯能市の緊急経済対策による事業見直し等が行われる中で、事業の休止や補助金打ち切りなどに現在も多くの厳しいご意見が寄せられています。

その中での「免除規定の見直し」は、利用者にとっては「いきなりの有料化(値上げ)」となるため、議会でもあまりに拙速で乱暴であるとして、議案が否決されました。

同時に、公共施設の老朽化は喫緊の課題であり、持続可能な運営のためには、受益者負担、「利用するにあたって必要な経費を負担する」考えも必要であることは認識しているという内容であったと理解しています。

そこで、全地区行政センターでの説明会と、利用者アンケートの実施となった流れですが、やはり厳しいご意見も多くありました。

緊急財政対策の説明会ではなく、今後の行政センターの運営を共に考えるための説明会です

厳しいご意見の多くは、緊急財政対策の事業見直しの一環での値上げという捉え方で、市民への傷みが伴うことへのご批判であったと感じました。

無料を有料にする、お金をとると勝手に決めて値段がいくらがいいのか聞くのはおかしい、といったご意見です。

市としては、市長部局の緊急経済対策の考え方として、「自主財源を増やす」ために、受益者負担をお願いしていくという方針を示しています。

その方針のもと、利用団体さんのご意見を聞き、その上で持続可能な維持管理や運営をしていくためにどうするか、共に考えるための説明会という位置づけです。

説明にあたる職員さんは、市長部局の方針をもとに説明をされます。
緊急財政対策の事業見直しそのものへのご批判はあって当然と考えますが、この説明会においては、今後も公民館活動を続けるために、様々なご意見を出していただいて、考えていく機会になればよいなと思う次第です。

無料でなければ厳しいというご意見も、無料でもボロボロで故障や不便があるよりは一定の負担をした方が快適に利用できるなど、色んなご意見があると思います。

私の所属する利用団体でも、みなさんと話し合ってアンケートを提出したいと思います。