6月議会閉会。委員長報告など

6月議会が閉会しました。
全ての議案が可決されました。

経済建設委員会に付託された議案審査の経過と結果について委員長報告をいたしました。

・議案第49号

質疑では、市は荒川流域に属し、「荒川流域別下水道整備総合計画」の目標負荷量を元基に、下水道事業計画を策定していること等が明らかとなりました。

・議案第50号

質疑では、市内の指定給水装置工事事業者は、39社登録があること等が明らかとなりました。

・議案第51号

質疑では、改正により工事店の技術者確保の負担軽減、受注機会の創出等が見込まれること、技術革新により大腸菌そのものの測定が可能となり、環境基準が変更されたこと等が明らかとなりました。

・議案第52号中、本委員会付託分について質疑では、

6款農林水産費、1項農業費、3目農業振興費

「省エネ型施設園芸産地育成緊急対策事業費補助金」は、重油やガス等燃料を使用する施設経営者が対象であり、燃料使用量の5%の削減計画を提出することで、ヒートポンプやビニールハウスの循環扇等の機器類と被覆資材が補助されること、

8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路維持費

正丸峠の斜面崩落は、補助金等の要件を満たさなかったためず、次の手段として緊急自然災害防止対策事業債を要望し採択された財源としたこと、全額が起債対象であり70%が交付税措置されること、予防保全等ではない土砂撤去等の工事は一般財源で対応せざるを得ないこと等が明らかとなりました。

6月は議案も多くないので、一般質問にウエイトを置きました。
常任委員会で年単位で取り組んできた課題へ政策提案していけるので議員としてやりがいのあるところです。

今議会では、議長から各常任委員会委員長へ「委員長報告は短くして委員長報告に対する質疑を活発にしていかれたい」旨の発言がありました。

委員長報告とは何かをあらためて調べてみて、

「委員会審査に出席しない議員が本会議における意思決定の参考とするもの」
であり

「所属委員以外の議員が通常持つ疑問を明らかにし、表決態度の決定に役立つ内容」
である必要がある以上、

審査の過程における論点、質疑答弁の要旨を明確にすべきであって、冗長なものは論外ですが、短くして委員長報告に対する質疑を促す意図が理解しきれないまま、委員長報告することとなりました。

3分でまとめました。
質疑はありませんでした。

これまでも、議案に反対するなら大綱質疑をしていないのはおかしいとか、一人会派で所管外付託の議案に反対するなら大綱質疑をする、もしくは会派を組むべき等々、その時の議会運営に苦慮しながらやってきました。
任期満了まで残り3回の本会議があります。
まだまだ悩んで尽くします。