3月議会、2月28日と3月1日は議案に対する質疑日でした。
本会議場にて、質疑が行われました。
坂井も、所管以外の部分について、質疑させていただきました。
一人会派なので、所属外の委員会付託された議案については、一人で質疑に立ち
議案調査するしかありません。
いっぱい質疑するね、大綱で…等、私の質疑数についてはご意見ご指摘もいただくところで
また、ローカルルールを学ぶ機会がないため、質疑そのものが失当となることもありましたが
議案に対する質疑が終了しましたので、今回の質疑の概要を記載いたします。
(質疑順により、先にご答弁があった内容については、省略もしくは追加点のみの質疑となりますので、実際の議事録とは異なり、私の事前調査からの概要となっています)
【議案に対する質疑・概要】
◆5号国民健康保険財政調整基金条例
設置目的の変更による改正ですが、保険制度の趣旨から、基金に一般会計からの法定外繰入金が増えるとすれば、市税からの保険料二重負担と指摘されかねない懸念もあります。今までは剰余金の範囲とされてきましたが、今後はそういった指標がなくなります。
改正前と基金の性質は変わらないということですが、シーリングなく増える可能性がないか、積立額の想定額、現状の基金額との増減、財政調整の考え方について確認します。
◆12号介護保険条例の一部を改正する条例(案)
計画期間内の介護給付費の見込みに見合った保険料率に改定ということですが、この増額幅はどういった見込みの算定根拠から算出されているのでしょうか。先進自治体の低額な月額標準保険料では、飯能市と1000円以上の違いもあるようです。改善事例の繁栄があればまた違ったと考えるのですが、その点をお伺いします。
◆18号勤労青少年ホーム条例を廃止する条例(案)
廃止ということについて、まず勤労青少年ホーム運営協議会や特別利用団体において、どのような議論が行われたのか、確認いたします。
平成27年10月の法改正で勤労青少年の福祉の増進から、青少年の雇用の促進等を図る目的に改正され、設置の根拠となる規定が廃止されたことや、他自治体でも勤労青少年の利用者が少ないという指摘は多く、廃止の前提には利用率があげられると思います。平成26年には2000人ほどと答弁もあったようですが、ここ数年はどのような状況でしたでしょうか。
本施設廃止後の利活用はどのように考えておられるかお伺いします。利用は3月末までと案内はありますが、施設を民間活用ということで貸与するのか、行政で使用するのか、どのように検討をされていますでしょうか。
また同場所にある保育所については、この条例に含まれませんが、今後の利活用において、保育所に不利益はないのか、お聞かせください。
◆21号平成29年度飯能市国民健康保険特別会計補正予算
今回の補正は、歳入の保険財政共同安定化事業交付金において、療養給付費算定分合算額などが見込みで減ったとあります。歳出の保険財政共同安定化事業拠出金は、医療費実績割と被保険者数割、複数年の標準基準拠出対象額を算出式で出し、同じく変動が出たものと理解しています。
しかし、結果として一般会計からの法定外繰入金が約4200万増えてしまうのはやむを得ないといえるのか、財源不足解消の在り方についてお伺いします。
◆28号平成29年度飯能市訪問看護ステーション特別会計補正予算
今回の補正により、当初は予算で一般会計繰入金の割合は4割程度だったもののが、収入が3割も減ったことで繰入金が5割を超えてしまいました。
次年度予算を見ると調整されているようですが、今年度の予算で当初から大きくずれ込んだことは、市民の需要に見合った規模ではなくなってしまっていたのではと考えます。歳出の減額は難しかったのか、どのような想定および結果となったためとみておられますでしょうか?
◆34号平成30年度飯能市一般会計予算(案)
歳出全般に、多くの項目で協会や協議会、同盟会といった組織体への負担金、イベントの補助金が設定されています。それぞれは数十万円前後であるものの、たくさんあるので額はそれなりになりそうです。これら負担金による具体的な成果について、また見直し等の検討についてお聞かせください。
◆42号平成30年度飯能市介護保険特別会計予算(案)
介護予防サービス給付、介護予防生活支援サービス事業、介護予防ケアマネジメント事業、一般介護予防事業の総額は前年度予算に比べ若干増ですが、予算全体の割合としては変動と言えない状況です。
介護予防による介護度の改善、給付費の減額が進まないと、さらなる保険料増が必要となってしまうと思いますが、今年度の予防でどの程度の改善、予防の金額、介護度改善を見込んでいるのか、おうかがいします。
◆43号平成30年度飯能市後期高齢者医療特別会計予算(案)
本予算の制度は広域連合によるものですが、勤労世帯の現役世代からは、約4割を保険料を払っている健康保険組合等から「後期高齢者支援金」として負担しているといわれます。さらに保険基盤安定繰入金は広く市民が負担した財政措置であり、一般会計の基金から繰入れるのは不足分で仕方ないにしても、対処はあるべきだと思います。
自治体によっては、一般会計での健康推進にとどまらず、高齢者医療特別会計の一般管理の事務費をほぼなくし、保険料をより多く納付金に充当し、その分繰入を減らしています。こうした改善が飯能でも必要と考えますが、本医療制度の事務のあり方についてお伺いします。
***
3月2日からは、常任委員会となります。
会期日程
(クリックするとページに飛びます)
3月2日(金)・5日(月)・6日(火)
全て10:00~委員会室
常任委員会
*坂井は総務委員会です
3月8日(木)・9(金)・12(月)
10:00~本会議場
市政に対する一般質問
*坂井の登壇は、9日(金)13:10~14:10です。
3月16日(金)
10:00~本会議場
質疑・討論・採決・閉会
議会は全日程ともとても重要です。
ぜひ傍聴にお越しください。
予約は要りません。
直接、市役所5階へお越しくださいね。