飯能市立こども図書館が開館20周年を迎え
記念式典が開催されました。
真新しく美しい木造の佇まい。
子どもが安心して本に親しめるこども図書館は、私も子どもが生まれた時から現在も
本当に活用させていただき、お世話になっている場所です。
20周年と聞いて、正直驚きました。
20年もたつのですね。
飯能河原のほとり、緑に囲まれ
すぐ下は川が流れるまさに子どもにとっては最高の環境。
この場所は、元々は10階建てのマンションが建設される計画だったそうです。
近郊の小学生たちが遠足に来る場所。
飯能のシンボル的な赤い割岩橋のすぐ脇です。
市民から反対の声が上がり
長い議論の末、市が土地を買い取ったことから
埼玉県初、全国で10番目という
現在の素晴らしいこども図書館が誕生したそうです。
その後、後を追うように
各地にこども図書館が生まれていったとのこと。
まさに、次世代に大切に継承していくべき
飯能の財産の一つですね。
こども図書館では、
お話会・人形劇・読み聞かせ・パネルシアター・外国の昔話や物語の紹介・手遊び手品などのほか
児童文学や詩の創作サークルや合唱、朗読の研究会など
様々なグループが活動され、ボランティアやこども図書館の行事に参加されています。
地域の皆さまの活動により
こどもにも大人にも有意義な場所となっているこども図書館。
20歳のお誕生日を記念して
子どもたちが、ケーキやメッセージぶどうを飾り付けたそうです。
本は心の栄養。
そう教え継がれて、飯能の子どもたちが
多くの素晴らしい本に触れ、新しい世界とつながっていけるように。
これからも更なる充実と発展とともに受け継いでいきたいですね。