政治を志してみようかな…と思う女性が増えればいいなと思って、聞いてほしい言葉を一方的につれづれに綴ります。
【ただの失恋。ただならぬ失言】
ルミネのキャッチコピーは、「男性には限りなく本質的に理解されづらくて、これ以上ないくらい女心をつかむ」ことで有名。尾形真理子さんが手がけているそうです。
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
はご存知の方も多いはず。
これについて、尾形さんは「女の子にとって買い物は単なる消費行動ではない」と解説されていましたが、まぁ男性には「???」ではないかと思われるこの感覚。お見事です。
他にも。
雨が嫌いだった頃、私はまだ、誰の事も、好きじゃなかった。
何を着ても、かわいくない日も、たまにはあるけど。
自分をもっと愛せるように、まずはみんなに愛して欲しい。
たったひとつの恋が欲しくて、どれだけの涙をこぼしただろう。
誰かのためは苦しかった。自分のためは淋しかった。それでもおしゃれしたいのはなんでだ。
恋してないと、弱くなる。恋ばかりだと、脆くなる。
あーー…服を買いに行きたくなりますね。
ねーー!
私の周囲で圧倒的に話題となったのは
運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。
です。
忘れますよね。
昔の彼って、思い出すこともない。
絶対きれいになって見返してやる!って思ったとしても
きれいになった頃には、本当にどうでもいい。
次の恋をしてるからきれいになってる。
好きがどんどん育って、毎日育って
どこまでも好きで埋め尽くされた自分から
もう好きが育たないように、あらゆる彼につながるものを捨てて消して断ったら
気が付けば、忘れてる。
毎回、運命を狂わすほどの、自分の身を滅ぼすほどの恋をするけど、でも忘れる。
議員になってからこのキャッチコピーを思い出したことがあります。
委員会の視察で京都に行った時の話。
私は、視察は参加しますが、夜の宴席は一切不参加なので
視察終了後は、食事も他議員とは別で宿泊先の近くで一人でとります。
(理由はまた別の機会に書きます)
それで、京都の街にでて、ふと思い立って、母校の龍谷大学大宮学舎まで歩いてみました。
キャンパス内を散策しながら、卒業式の時
ここで写真を撮ったなぁ…と懐かしく思い出していたところ
ふいに、その時隣にいたであろう、学生時代ずっとお付き合いをしていた人の下の名前を思い出しました。
思わず、一人で吹きました。
完全に忘れていた。。。
その下の名前は、その時の私の携帯の常に一番上にある人と同じ名前で
ほぼ毎日、その名前を一番たくさん目にしているのに、忘れていました。
思い出すこともない、これ正しく忘却の彼方!おぅ!
このくらい、失恋は軽やかに忘れられるのが女性の強みと思うんですけど
それゆえに、気を付けた方がいいことがあります。
一定数、「絶対に忘れない」人たちが存在し
特に、議員になって、公人であれば、「エビデンス」と称して
いつまでもいつまでも、どこまでも過去の発言のスクショを拡散されるという傾向があります。
議事録も、一度残れば、絶対に消えません。
だからこそ、議事録に残す、公式に発言することの意味は重いし
それを利用して、議事録に残させることを、数の力で強要されることもある。
悪意ある記事であっても、正しくない内容であっても、ネット上に書かれたものは完全に消えることはありません。
誰かの運命を狂わすほどの言葉でなくても、ちょっとした「脇の甘さ」であっても
執拗な攻撃を受け続けることが、日常茶飯事的にあるのが、それが現実。
恋をして幸せで、毎日好きが育って。
幸せで満たされていて。
時にさみしくて、涙して。
そんな女性はキラキラしてかわいい。
とっても魅力的だと思う。
そんなあなたが、今のその気分を
言葉で
写真で
メイクで
ファッションで
自撮りを盛ったり
映えるスイーツを食べることで
更に素敵にしようとしたその輝く日常が
あなたが公人になったというそれだけの理由で
悪意に満ちた攻撃の対象となって
あなたの発言が、失言として独り歩きすることがあるかもしれない。
だから、たったひとつ、私が気を付けてほしいと思うのは
公人としてのあなたは、別人になる必要があるということ。
今までと全く違う視点で、どこまでも慎重に発言や発信をしないといけなくて
それは、あなたのキラキラ輝く気分と別なところにあるかもしれない。
それでもまだ、悪意や見えない圧力があなたを襲うかもしれない。
でも、大丈夫。
私たちを怒り狂わせるほどのあれもこれも
忘れられるから。
大好きな、大切な人たちといることで。
スイーツを食べることで。
音楽を聴くことで。
ジムに行ってボディメイクすることで。
お風呂に入ることで。
洋服を買うことで。
念入りにメイクすることで。
そして何より
そんな思いを共有して共感しあうことで。
一人では苦しい。
でも、みんなで共感しあえば、どうでもよくなる。
政治の世界で女性の仲間が増えていって
みんなでどうでもいいことは忘れていって
一人でがんばれなくても、みんなでがんばれたら
きっと世界は変わっていくと思う。
うん、そう思う!と思ったら、ぜひ仲間に入ってね。
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