飛び込みで秒で着水するはずがフルマラソンに競技変更になってゴールが遠いので走り幅跳びになってズザザザっと砂に着地したような話

長いタイトルですみません。
今日の飯能市議会一般質問最終日、長谷川議員への議事進行について、ご質問もあったので、長文はこちらのブログだろうと、長文にて私の考えを書きます。
事の顛末は、ほんとにタイトル通りだったんですけどね。

開会して冒頭、加藤議員から議事進行について、長谷川議員のFB投稿が問題ではないかと議長の見解を問われました。
全ての一般質問終了後に議長の見解を述べるとして、5人の議員の登壇終了後、議長から発言。
昼休みに、長谷川議員からの申し出で、取り扱いについて話をしたが、議長が自席からの謝罪を求めたところ、長谷川議員は断固拒否されたので、代表者会議を開き、対応を協議するとのこと。
代表者会議では、各会派の代表がそれぞれの見解を述べられていましたが、私は以下を申し上げました。

・SNS投稿は個人の見解と発信であり、それについて削除や訂正を強要する立場になく、議場での謝罪要求は問題ではないか。
・SNSと同じ内容を、長谷川議員は前日の一般質問で発言されており、議事録に残る公式な場での発言としてはふさわしくない、問題のある発言であり、SNSでの個人的な発信とは切り分けて、ここは議論すべき点と考える。

個人的に私は、長谷川議員に対して、ある意味阿須山中問題メガソーラー反対のワンイシューで負託を受けたのだから、常時この問題を追及されるのは筋が通っていると思うし、政党の支援を受けて当選しながら政党を渡り歩く人も多い中、ブレないということは、政治思想的には一致するところは全くないとしても、そこは素直に立派だと思っていました。

だからこそ、本人にどストレートに、公人になった以上、これまでの市民活動家のような発言ではなく、議場では慎重に発言したほうがよいのでは?とか、下手に刺される隙が多すぎるから、ちゃんと勉強して野次や議事進行をかけられるルール違反や間違った用語使いをなくしていかれては?と、都度気が付いたことを伝えていました。
それ以外でも、私も一人会派で所管以外の質疑ができないので、長谷川議員の所管で委員会質疑が出来るとしたら、私だったらこういうところを質疑するといった情報交換もしてきたつもりです。

それでも長谷川議員は、時に感情的に議場ではいかがかと思われる発言をされるので、それは指摘をうけても当然と思いますし、SNSでは、匿名性の高い政治垢にあるような発信もされるので、それは今の時代ですから、名誉棄損等で損害賠償請求されたらご自身の責任だろうと思います。

正直、任期4年目ですが、公式発言の内容や観点、切り口、答弁を引き出す質疑質問の組み立て等々、あまり変わっておられませんし、論戦で戦えているようには私には見えないです。
何度も、議事進行などで指摘を受けて、その度に発言を修正されており、私は最初から、そういう脇の甘さはなくされた方がよいのではとお伝えしていた立場です。

だからといって、Facebookにこんなこと書いてけしからん、と代表者会議になって、そこでなぜかXのフルカラーベタ刷りの個人アカウントがプリントアウトされた紙が配られるって、なんのデジャヴでしょうか。
10年前からこんなことやってなかったでしょうか。
議会が個人のFacebookだのXだのに代表者会議で謝罪要求って、それこそ問題だというのが私の考えです。

そう考えを発言したことで、誰もがみるSNSに議員がそのような誹謗中傷を書くことを擁護するなんて!といったご見解をいただき、とても気分が悪くなりましたが、正直もらい事故だと思っています。
議員が発言に慎重であるべきことも異論はないし、人を傷付ける言葉を使おうとしたことも、申し訳ないですが私はないです。
その上で、日々真剣にSNSでの発信を続けています。
更新頻度やフォロワー数は飯能市議会のトップ2じゃないのかな。

状況を聞きつけて、多くの長谷川議員さん支援者さんが傍聴に来られていました。
中には、「長谷川議員が議長から、謝罪をしないと坂井さんみたいなことになるよと脅された!」と私にまでご心配いただいたのですが、ハイ、私は1期目当時、絶対に協議で納めなかったので、まだ小学3年生だった娘が一人でピザをデリバリーしてましたし、娘の誕生日当日であることも調べがついてて「娘の誕生日に帰らない母親でいいの?」とか揺さぶられてましたよね。
でも、当時の私は、知識も経験も未熟で、議会で全く戦えてなかったからやられっぱなしでした。
だから勉強したし、強くなろうと努力しました。
議会ではずっと一人だったし、厳しいこと言ってくれる支援者さんがいたから私なりには成長できたんだと、今も感謝しています。

以上が今日の感想です。

【写真は本文とは無関係です。飯能市議会は平均年齢も高すぎず、女性比率も決して低くないのに、未だにSNSをプリントアウトした紙が配られて、個人の発言が代表者会議の議題となる不思議】

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