国道299号台飯能工区開通

平成29年7月1日
国道299号台飯能工区が開通しました。

この日は、15時の開通を前に
朝10時から記念式典が盛大に開催されました。

あいにくの大雨でしたが
埼玉県主催の式典は、日高市台の特設会場にて
近隣の方々も大勢詰めかけ、お祝いムードに包まれました。

国道299号は、長野県茅野市を起点とする秩父地域を経由し入間市に至る延長およそ203kmの道路。

古くから江戸と秩父地域を結ぶ道の一つとして、人や物の移動に大きな役割を果たしてきました。

埼玉県では、秩父市(国道140号)から入間市(国道16号)までの延長約42kmの区間において、道路拡幅やバイパス整備などの改良工事を進めてきました。

今回の、最後の未改良区間であった台飯能工区のバイパス完了。

安全な道路交通の確保、圏央道からの県西部地域や秩父地域へのアクセス向上による地域振興、災害発生時には救命・救護の要となる緊急輸送道路の強靭化など、大きな効果が期待されています。

平成17年度の事業着工から12年を経ての開通。
事業規模からすると、かなり早期のスムーズな完成ということです。

秩父から入間の時間は、約40分の短縮。
近くなりますね!

この日は、式典の他

・野々宮神社の獅子舞
・加治中学校吹奏楽部
・武蔵台囃子連
・フレンド幼稚園のお友達
・飯能高校チアダンス部
・ハーレー隊

など、地域の皆さまのご協力で、あいにくの空模様もなんのその。
賑やかで華やかな開通式となりました。