政務活動費審査会より「田舎の議会が古い体質」はあり得ないイメージ

本日は、政務活動費審査会でした。
令和3年度の政務活動費16万5000円が公金として政務活動費として問題なく活用されているか、飯能市議会全会派から議員がお互いをチェックし、その使い道について議論する場です。

議員同士で確認して、政務活動費についての認識や意義を議論する取り組みは、有意義であると思っています。
私は一人会派なので、この5年間全ての審査会に出席してきましたが、今回も細かいところまで徹底的に議論し、お金の使い道を公開することで、我々議員の活動を広く市民に知っていただこうという各議員の意識の高さを感じました。

よく、人口規模が小さい地方自治体を田舎だとして、「田舎ほど古い体質で、昔の金権政治が残っていて、緩い」というイメージを言われることがあります。
現職議員でも、平気でそのような発言をする人はたくさんいます。

飯能市議会では平成元年に30人だった定数が現在19人、議員報酬も削減を続け、約15億円を削減してきています。(議員調べ)

定数19のうち、女性議員は6人。全国で最初に議会にタブレットを導入したことで視察にいらしてくださった議会も全国多数。

決して田舎だから古い、緩いということはあり得ず、人口が少なく財政が厳しい分、公金の使い道や活動について、お互いに厳しい目を向け、襟を正しています。

議員報酬も政務活動費も決して多くない中での活動は、地道に地域を回り、直接市民のお声を聴き、顔の見える活動が欠かせません。

都市部とは違った地域課題や議員活動の在り方を、微力でも発信し続けて、現実と異なる古いイメージを刷新していきたいと思います。