議案に対する質疑(12月4日(水))

12月4日(水)
議案に対する質疑が行われました。
坂井は、以下2議案について大綱で質疑させていただきました。
答弁については概要であり、実際の議事録とは異なります。

議案第93号 令和元年度飯能市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)

【質疑】
今回の補正は人件費を一般財源で工面したものでありますが、給与及び職員手当の増減額の明細を見ますと、給与改定はゼロ、総務所管の条例改正に伴う増減はわずかで、大半を占める約100万円はその他の増減分となっています。
職員手当を見ると管理職手当を筆頭に手当てが増えています。給与改定、人事異動と記載された概要はどのようなものでしょうか?
また、人件費の増に伴う、事業収入の増がないようです。この点についてのお考えをお伺いします。

【答弁の概要】
給与改定、人事異動と記載された部分については、当初予算編成では、平成30年11月現在の職員を基に作成しており、平成31年4月時点の人事異動に伴う額は反映していない。
4月に訪問看護ステーションでは、管理職以外の職員が管理職職員に入れ替わったことにより、各手当等が増えたもの。
また、職員人件費の補正に合わせ、既に平成30年度決算で確定している前年度繰越金の全額を計上することに伴い、一般会計繰入金を補正するもの。
事業収入については、年度の途中であり、現時点で見込むことが難しいことから、計上はしていないもの。

議案第96号 公の施設の指定管理者の指定について(飯能市東吾野医療介護センター)

【質疑】
指定管理者の指定について、非公募で行われました。他自治体では新規の指定管理者制度導入だけではなく、継続案件でも公募を行う自治体があります。
非公募の理由として市が記載している、適切に運営できていたということは当然であり、優れているのであれば、公募を行うことで比較検討を行うか、もしくは、他に応募がない、追随を許さない水準である証明など、非公募の理由は客観的な指標を用いて示すべきではないかと考えます。
公募している団体と比較して、なぜ非公募を選択しているのか、お伺いします。

【答弁の概要】
良好な事業実績はもちろんのことだが、医療と介護の複合施設であり、施設の性質、設置目的を考えると、良好な事業運営を継続してもらうことが、極めて重要である。
医療法人靖和会については、東吾野医療介護センターの指定管理者制度導入以降、地域のニーズを踏まえ、地域に根差した運営を行っており、また、埼玉医大国際医療センター等の関係機関との連携関係も築いていることなどから、地域の医療機関としての目的の達成などを考慮した結果、非公募を選択したもの。

また、その他答弁や説明では、指定期間を5年間から3年間とし、地域において今後必要とされる医療・介護施設としての役割も変わりつつあることから、社会状況の変化に柔軟に対応するため、今後の施設のあり方を検討するとのことでした。

引き続き、議案については慎重に調査し判断をします。

令和元年第4回定例会議案一覧
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