正丸峠の通行止めについて

【正丸峠の通行止めについて】

市道 8-129 号線(正丸峠)の斜面対策工事について、報告がありました。
斜面崩落による通行止めとなっている正丸峠ですが、新たな斜面崩落が発生し、周辺道路の安全性が確認されるまで、当面の間通行止めです。

通行止め詳細
https://www.city.hanno.lg.jp/…/dorotsuko…/9085.html

現地周辺ではさらなる斜面崩落の可能性があり、非常に危険です。設置してあるバリケードの内側には絶対に立ち入らないでください。


令和6年6月議会では、本工事実施についての補正予算が承認されました。
経済建設委員会でも、現地視察し、議論したところです。

●6月議会経済建設委員会
https://sakaietsuko.net/news/10506/

しかし、7月2日未明に新たな斜面崩壊が発生したことから、安全確認のため施工中の応急工事を中止し、現地調査が実施されました。
前回と隣接した箇所で発生しており、
被災原因としては、前回落下せず斜面上に残されていた不安定な地盤が、降雨や降雪、凍結融解などの自然現象の影響から徐々にゆるみが進行し、落下したものと考えられるとのこと。

斜面上部に依然として不安定な地盤が確認されており、台風シーズンが本格化する中で、斜面に近づくことは危険と判断し、2次災害を防止する観点から全面通行止めによる立入禁止措置を継続するとともに、崩壊箇所の経過観察を実施することとなったものです。

通行止め区間には2つの店舗、宿泊施設があります。
災害ではないため補助金等の要件を満たさず、一般財源で対応せざるを得ない復旧工事については、その必要性や今後の財源確保を臆することなく議論し、決断が求められます。
引き続き、常任委員会等でも注視し、森林環境譲与税の活用など、可能な政策提案を続けてまいります。