子育てをがんばる理由は何でもいい。3世代でキャバクラ行くでも50歳まで一緒に水着でも。

政治を志す女性が増えればいいなと思って、書いているこのブログを書き始めました。
最近では、あまり言えないことを長々と書く場になってしまっていますが。

あまり読まれていないのをいいことに、年齢や娘のことを書きます。

この国の年齢に対する概念は独特ですが

今年も娘とプールに行きました。
昨年は、工藤静香さんが40代最後のビキニ姿を。
今年は藤あや子さんが還暦ビキニ、アンミカさんが50歳のビキニと

年齢関係なく芸能人の方々が美ボディを披露して話題となりました。
水着でなくても、年齢重ねて更にお美しいと評価を上げる芸能人も増えています。

とはいえ、それは芸能人の話。
一般の私などが、水着の写真をSNSなどに載せたら、何を言われるかわかりませんし
議員という立場に対しても、叩かれることもあるでしょうし
誰かを不快にさせてしまうかもしれません。

現に、同い年の好きな女性タレントさんの記事などを

いつまでもキレイだな~
年齢重ねても美しいな~
私もがんばろう~

という感想と共に、シェアしただけで

「きちんと政策で勝負してください。戦う土俵が違います」

というコメントが入ったりします。

(…土俵に上がったつもりは全くもってないのですが…)

そんな時は、この国の年齢という概念に対する
独特さをやはり感じます。

そんな私も、今年は50代に突入。
人生100年時代といえど、完全にこれまでとは違う人生のステージに来たことを感じます。

「50歳くらいまで一緒に水着を着なくては」

区切りの年に、振り返ると
同じ干支の娘を産んだ時から、ずっと私が思っていた子育てのがんばるポイントが

「50歳くらいまで一緒に水着を着なくては」

だったことに気付きました。

35歳で妊娠して、36歳で出産。
35歳以上の初産妊婦はいわゆるマルコー、産婦人科の検診や母親学級などで
高齢出産の妊婦として扱われます。

医療の進歩で、当時からマルコープレママの中では最年少なのは当然としても
一回りくらい年上のプレママもたくさんいらっしゃいました。

子どもが保育園なんか入った時には

高齢出産のママも多ければ
お若いママもそれはそれは多く

36歳とか37歳の時点で、同い年の女性が
ばぁばとして来てたり
独身バリキャリの甥っ子姪っ子溺愛おば(ねぇね)として来てたり

女性の生き方の多様性を垣間見たものです。

でも、本当に妊娠出産は大仕事で、純粋に身体が大変で
命がけというか、年齢が高ければ高いほどのリスクも思い知りましたし

出産によって、自分の身体ががっくりと変わったことを痛感。

その中で漠然と、そしてハッキリと強く思った私の

「50歳くらいまで一緒に水着を着なくては」

には、今思うと

シングルマザーとして、子どもの命を守る
衣食住を自分が稼いでいくという恐怖感を伴う責任とか

ダメ母でもいい!完璧でなくてもいい!でも絶対に死なせない!!
という、自分の母親としてのキャパとの向き合い方とか

教育を受けさせて、娘が恥ずかしくない母親でありたいとか
それもこれも、健康で生き抜いて働かなければという

様々な感情が入り乱れて、それらが混ざり混ざって出てきた言葉だったように思います。

一人で父親役も母親役もとがんばりながらも
ほんとに余裕がなくて、辛い子育てだったところもあるけど

でも、色んなところに一緒にでかけて
中でも、毎年必ず一緒に泳いでいて

それは、心底、私も娘も楽しめるイベントだったと思います。

結局のところ、子育てをがんばる理由って

娘が成長して、毎年水着を買い替えるようになっても
私は特に水着を買い替えることなく、一緒に写真を撮ってきました。

子どもを保育園に預けていれば、安心して働けた時期。
とはいえ、熱を出したり、選りすぐりの強い菌をいくつももらって
病気しながら大きくなる子どもの「病気の時どうしよう」という悩みから

習い事の送迎どうしようとか
教育費の負担とか

子育ての悩みアレコレは尽きないけれど

結局のところ、子育てをがんばる理由って
なんでもよくて

絶対に死なせないで、衣食住お世話をして
健康に成長して、独り立ちして、幸せになって欲しい。

みたいなところで
みんな共通してるんだと思う。

私の友達の男性社長は、知り合ってからずっと

「倅と孫と俺と3世代でキャバクラに行くのが夢。
それまではがんばる」

と言ってましたが、それも近い将来叶いそうですし

この度、私も目標達成(50歳まで一緒に水着)となりました。

男性と女性で違うのは、
まぁ、マーケティングの世界で

男は金と権力、ギャンブルと性欲。
女は美容と買い物、共感と承認。

みたいに言われるように

単純に励みになる欲求が異なるだけで
最終的に、子どもの幸せのために、自立してやっていけるように

健康元気でがんばろう、みたいなところで

子育てをがんばる理由って
ほんとになんでもいいなって思います。

政治の「力」そのものも、権力以外に広がっていくといい

そういう意味では、政治の権力闘争とは根本的に違うので
子育てと政治活動の相性がよろしくないのも

これ致し方ないところ。

支援制度を作って、女性が政治進出しやすいように
手を打つのも必要ではありますが

民間企業が利益追求に加え、社会的存在意義や幸福度、専門性や徹底力の追及に軸足が移っていったように
政治の「力」そのものも、権力以外に広がっていくといいわけです。

人生は短いので、大きな変革には役立たないかも知れませんが
人生の後半、年齢を重ねたからこそできる貢献をしていく

そんな生き方を見直しています。

ちなみに。
50歳を目安にしたこの目標は、母親としての本能がそうさせたのでしょうか。
娘は、プールは友達と行きたがるようになり
今年も1回だけ一緒に行ってくれましたが
基本的に私と一緒に出掛けてくれません。

水着で写真も一緒に撮りましたが
すっかり女児ではなくなり、若さ弾ける娘の水着姿は、とても載せられません。

というわけで、私一人の写真が、目標達成のラスト記念となりました。
それににしても。
一人で撮った水着写真ほど痛々しいものはありません。。。

子育てはまだまだ続きますが
母親としても、一人の人間としても次のステージへ進もうと思います。

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