例外イクメンの何が例外かというと。

政治を志してみようかな…と思う女性が増えればいいなと思って、聞いてほしい言葉を一方的につれづれに綴っています。

前回、前々回とこのブログで
選挙中の子育てのことを書きました。

その中で、気になることがあり、続きを書こうとしていたところで
12月議会が始まり、放置してしまいました。

反省しかありません。

でも、本当に下書きまではしていたんです。
以下のスクショ画像がそれを物語っている。。。

続きを公開します。ちょっと前の内容ですが言いたいことは変わらないのでどうか読んで下さい。
↓↓↓

衆院選後、これまで選挙のたびに娘を犠牲にしてきた自分を省み

世の女性たちが自分に高いハードルを課して
どうしたって「お母さん」が一緒にいられないことに罪悪感があったり
悩んだり心が砕けそうになりながらも

だからこそ、子どもたちのために未来がこうあってほしい
変えていきたい、つくっていきたい

そんな想いで政治の世界でがんばっている気持ちを
共有出来たらいいなという気持ちで書きました。

女性がこれだけがんばっていても

「子どもどうしてるんですか?」

という質問が日常的にあって
それに明確に答えられる仕組みそのものがまだこの国にない。

試行錯誤しながら、悩んだり迷ったり傷付いたりしている現状。

お母さんとして「ごめんね」「ごめんね」と子どもにつぶやく事の繰り返し。

対して、男性の場合は
そもそも仕事をしていて

「子どもどうしてるんですか?」と聞かれる場面があまりないとか
「イクメン」と称賛される基準が、どうも女性より幅広だなとか

そのことそのものは、私は、なにわともあれイクメンが増えた方がいいという考えです。

が。
そこをあえて

女性が「ごめんね」と心の中であやまる状況であっても
でもこれが男性だったら「イクメン」って言われるんだよね!

ということを、SNSに書いたわけです。

ただし、「音喜多さんは除く」として。

音喜多さんとは、日本維新の会の参議院議員(東京都選出)です。
ステップファミリーとして3人のお子さんがいて
一番下のお子さんは、まさに新生児!

そのイクメンぶりは、ご本人がそれはそれはたくさん発信されているので
ぜひチェックしてみて下さい。

ただこれ。
「音喜多さんは除く」と書いた意味としては

フルコミットで仕事しながら、夕飯作りもして
夜間の授乳も完全担当してる
料理や新生児のお世話のそのスキルが

同じ「イクメン」でも

ずば抜けていて、基準値が高すぎる…という意味ではなくて
基本、家事育児スキルに優劣はないと思っています。

そして、料理の腕前とか夜間授乳は私もやってきたので
まぁ…私のスキルとそう大差ないと思っているのですが(笑)

その間の音喜多さんの仕事量が凄すぎるんです。

これは、多くの人が驚愕している事実で
「音喜多さんは3人いる説」がまことしやかに囁かれるほどです。

…そうこう書きかけで放置しているうちに
音喜多さんは、臨時党大会後の人事で
日本維新の会の政調会長に大抜擢され

国会中継で、岸田総理との初対決が放映されると
飯能の私の支援者(平均年齢85歳))のみなさんが口々に

「音喜多はあれはいい政治家になるな!あれはいいよ。言ってることが的を得てるな!」

と大絶賛。

私との会話は時々通じないのに
音喜多さんの早口は聞き取れるんだ…とそこじゃないけど驚愕の

とにかく、いつも驚愕させられる仕事ぶりなのです。

ブログなんて追いつきません。
↓↓↓

仕事をしていると「子どもはどうした?」子育て世代が背負う十字架をおろそう!

このくらい目まぐるしい仕事量で
若さと体力勝負な音喜多さんくらいでないと

「子育てしながら、しかも新生児がいるのに、夜間授乳で寝てないのに、日中に仕事もして、すごいですね」

と、ほめられたり、労われる男性って
実はあまりいないんじゃないかな、と

うっすら感じているのが正直なところ。

私は、自分の会社を作って、新規事業を立ち上げた
その半年後に妊娠しました。

つわりがひどく、体重が落ちすぎて
「これ以上は母子ともに責任を持てません!」と医者から宣言されても
入院するわけにいかず、

通勤途中で3回~4回、コンビニに寄って
トイレをお借りして吐きながら
仕事を続けました。

スタッフもお客さんもコンビニの方も、たまたまコンビニに来ていた買い物客の方も
みんな心配して労わってくれました。

さらに体重が落ちて、医者から強制入院を宣言されても、拒否して
通院で点滴して、その点滴液にも反応して吐いて吐いて
吐くものがないので、本当に血を吐いて

それでも仕事を続けました。

そんなつわりも妊娠後期にはさすがに落ち着き
体重も戻り、出産1週間前まで職場にいました。

今思い出してもありがたい話です。

そして、出産後
これまた医者が呆れるほど、不健康な母体で順調な要素がなく
体重もさらに落ちて、ドクターストップがかかる中

産後1か月で仕事復帰しました。

順調でなかったので、出血しながら(悪露)仕事に出て
何度も出血多量で運ばれたりしましたが

スタッフもお客さんも寄ってたかって助けてくれて
子どもを産んだだけでお祝いしてくれて労わってくれて
みんなが優しかった。

仕事復帰したと言っても
つわりのひどかった時期と、産後すぐの仕事のパフォーマンスは、1割以下程度でした。

それでも、みんなが気を遣って助けてくれました。

それもこれも、私の妊婦中の不健康さや
産後の肥立ちの悪さを経験者である先輩女性がわかってくれているとか

知らない人でも、産後って、すぐに身体は戻らないので
妊娠4ヶ月くらいの体系と雰囲気だったりして

とにかくみんなが大事にしてくれた。

仕事になってなくても、助けてもらえて
新生児がいるんだから、無理しないでねって言われるのは

世のイクメンのみなさん、どうなんだろう?

私の知る限りですが、若手の男性が、育児を理由に仕事のパフォーマンスが落ちることに
ここまで労われてる場面って遭遇したことがないです。

でも、子どもと仕事って
そう都合よく段取り組めないし
突発的な事態の連続だし
自分のタイミングで動けないし
何より、気力体力エネルギーを注いでも注いでも終わりはない。

それで仕事と両立するのは
男性も大変だと思うし
産んだ身体じゃないとはいえ、寝不足でふらふらだと思うんですよ。

だから、イクメンを家事育児スキルだけでみるんじゃなくて
それでも仕事のパフォーマンスが落ちるなんてことはしないで必死でやってるところを
もっと労っていいんじゃないかなと。

世のお母さんが、子どもがいるのにこんなに仕事もがんばってるって応援されるのと同じように

お父さんも、こんなに家事育児やってる、じゃなくて
子育てで寝不足だったり時間とられるのに、仕事しててえらいよな、ってところも
もっと私は称賛していきたいと思っている。

それは、3人いる説が流れるくらい、人の何倍も仕事できる人だけじゃなくて
とにかく、誰にも等しく子育ては寝不足と自分の都合で動けないことが続くわけだから
朝から出勤してるだけでも褒めよう。

批判せず、自分で自分も責めず
みんな身体に鞭打ってがんばってるのが、今のこの国の子育て世代の実態です。

みんなえらい!

みんなでがんばろう。

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