毎日がウォーキング。方向音痴の世界へようこそ!【前編】

政治を志す女性が増えればいいなと思って、このブログを徒然に書いています。

でも、現在の私の職業柄?読んで下さる方は、何らか政治にかかわる男性が多く、
読者を女性に想定して、意図的に偏りのある内容を書いている件については、
真面目なダメ出しがきて、ちょっと気まずいこともあります。

今日は、そんな男性には到底理解できないであろう、限られた人たちの悩みを共有します。

そう。
ウエルカム、方向音痴の世界。

政治にかかわる以上、選挙は避けて通れません。
選挙は、いくらネット選挙が解禁になったと言っても、歩いてナンボの世界です。

地元を街中を、歩いて歩いて歩いて回る。
歩き尽くして、人と会って、声を聴いた者が制する世界です。

コロナ禍にあって、ここに握手が封印されるのは本当に辛いのですが
それでも基本は変わりません。

歩いて歩いて歩き倒すのが基本の世界。

どんなにネットだけで選挙をやっているように見える候補者であっても
実は、全てがブランディング。

選挙に勝っている人は、必ず歩いて、人と会っています。

さて。
この街中を歩くという行為。

これは、方向音痴という抗いようのない残念な烙印を押された者にとっては
恐怖以外の何でもありません。

まず、方向音痴あるあるの中級以上をご紹介します。
以下に当てはまらない人は、「方向音痴なんでー」と軽々しく言わないでいただきたいと切に願います。

【方向音痴あるある中級以上】

①駅歩5分で諦める

選挙応援に行く際、事務所が駅前というありがたい候補は体感的に3割です。
特に、地方選挙の場合は、地元に事務所を構えるので、駅から20分とか、駅から更にバスでという場所もめずらしくありません。

ちょっと遠いな、と誰もが思う距離ならば、
「どなたかとピックアップ合流できませんか?」とか聞けば、お迎えに来てくれたり
バス停が事務所と近ければ、バスに乗ればいいし
最悪、タクシー(自腹)もありです。

問題は、5分程度。

私は徒歩10分の距離は辿り着けないので、諦めてタクシーに乗ります。
徒歩5分だと、タクシーが乗せてくれない確率が高いです。
さらに、徒歩5分は駅で聞いて、「まっすぐ行って、2本目を右」程度で到着できる可能性は低いです。

それでも歩くかどうか。
駅歩5分を自力で辿り着けるかどうか。

中級以上の方向音痴は、徒歩5分は辿り着けないと諦めるものの、辿り着く方法がない。
そこで、なんとかあの手この手で、誰かと合流して一緒に行けないか、迎えに来てもらえないか、
対策に大変な時間と労力を費やすことになります。

②地図アプリは使わない

選挙応援に行くにあたり、やりとりすると、たいていは、何時に事務所に来てくださいと、事務所のグーグルマップが貼り付けられてきます。
中級以上の方向音痴は、グーグルマップ他、携帯の地図アプリは使えません。

なぜか。

グーグルマップに言われる通りに歩いているのに、辿り着けないからです。

これだけ文明の利器があって、どうして道に迷うのか。
理解できない人もいらっしゃるでしょう。

そもそも、方向音痴は地図が読めない人種です。
地図をくるくる回して、首も曲げれるだけの角度に曲げて、格闘すれど、目的地は見えません。

そんな人間に対して、地図アプリは勝手に回ります。
自分が必死で認識している方向が、携帯の中でくるっと回られた、もうそれは、首と携帯をどっちに曲げてどっちに回したら正しいのか脳がパニックを起こします。
そして、そんなパニックに陥れられながら出した答えが、正解に辿り着くことは果てしなくないのです。

だから、携帯のアプリを起動して道を歩くという危険な行為は最初からしません。
貼り付けられたグーグルマップを見せて、駅員さんに聞き、前の通りを左に出て、まっすぐ行って、高架くぐったら左に行ったあたりで見失ったら、
誰かれかまわずそこで携帯のグーグルマップを見せて、ここに行きたいんですがどっちに歩きますか?とまた聞くのです。

③トイレに行ったら戻ってこれない

これは最もよくあるあるあるです。
そう広い店内でなくても、トイレに行ったら、迷ってなかなか帰ってこれない。
これは、店内で右と左がわからなくなる現象です。

トイレから自分の席に戻れないのは、中級以上の方向音痴の共通項です。

④電車の上りと下りを間違える

これも基本のあるあるです。
そもそも、上りと下りの認識はないのが方向音痴。
知っている駅名の方向を目指せば辿り着くとわかっている場合に限り、間違えずに乗り換えができます。

どの駅名を目指せば正解かが不明な場合、二者択一で不思議と間違えるのが方向音痴の特徴です。

⑤カーナビがどんなに親切に案内しても逆を行く

これも④と同じ現象です。
直進か左折か、の2択で、ナビが親切に「何メートル先、左です」と言ってくれていても、8割の確率で間違うのが方向音痴です。

キリがないので、このくらいにします。

続いて、中級以上の方向音痴女性が、もし選挙に出るとなった場合、気を付けた方がいい例をあげます。

【中級以上の方向音痴女子が選挙に出る場合気を付けること】

①地図の読める人に常に一緒にいてもらう

選挙を控えて、活動は地図を片手に歩くことが基本となります。
この際、募集すべきボランティアさん、一緒にいてもらうべきスタッフさんの希望条件は一点、「地図の読める人」がいいです。

選挙経験豊富な人でもなく、地元に票を持ってる人でもなく、ネットで影響力のある人でも、現職議員でもない。

ただ1点、地図の読める人です。
そしてずっと一緒に歩いてくれる人です。

シャイで人見知りでおよそ一緒にあいさつ回りなどできない人でも、地図が読めて、一緒に歩いてくれて、あなたがどれだけ右往左往しようが、
「次はこっちです」「この家です」「そこはもう行きました」と感情を入れずに、必要な事実だけを教えてくれる人が理想かと。

過去の成功体験から、色々アドバイスくれる人もいいんですが、あなたが地図を持つことなく、両手フリーで、言われたとおりに歩いていたら活動がはかどっている。
そんな「地図が読める」一点で一緒にいてくれる人こそが、長く辛く厳しい選挙戦の伴走者として、あなたのストレスを救済してくれると思います。

②送迎してくれる人に惚れないと決めておく

選挙中は、心が悲鳴をあげることがいくつもあります。
そんな時、道に迷う、地図を見て目的地に辿り着くといった、恐ろしいストレスからあなたを救ってくれる、「運転してくれて送迎してくれる人」は、その有難みが心に沁みることでしょう。

はい。
絶対に恋心は抱かないと決めておきましょう。

全く参考にならない私の例ですが、学生時代からの私の歴代彼氏は、全て「送迎してくれる人」だったんだなと、
シングルマザーになって、子どもを抱えて一人で生きていく追い詰められた中で、今さらのように気付きました。

それを人生で反省材料としてなお、送迎してくれる人に心を許しがちという傾向は、どうしても続きます。

例えばですが、ちょっとした勉強会で、会場がわかりづらいところにあれば、
道中の写メを送ってくれて、迷わないように、方向音痴の弱点を知り尽くした道案内をしてくれる人とか

待ち合わせして、タクシーで送ってくれる人は、無条件で信頼できる人と認識しがちです。

相手の困ってることに対して、親切だからです。

それで、すっかり信頼して、油断してペラペラしゃべっていたら
ある日、政党の要請で選挙応援に行ったら、対立候補のポスターにその人がいた…なんてこともあります。

方向音痴女子は、送迎してくれる人の、そのストレスから解放してくれる安心感に弱いと心得ておきましょう。

特に、選挙で心が弱っているときは要注意です。

選挙は、いつだれが後ろから矢を放つか、銃口を向けてるか、わからない勝負です。
とりあえず、恋愛論は別として、選挙にかかわるうちは、気を付けましょう。

③送ってくれるキーマンを感知する能力を磨け!

でも、運転手さんがついてる、秘書さんが運転手兼、という国会議員の先生でもない限り
自力で遅刻せず移動することや、安全に帰宅することは、自立した大人としての必要最低条件です。

では、どうすればよいか。

・決まった人の親切による送迎に頼らないこと
・誰にでも、躊躇なく道を尋ねること
・目的地に遅刻なく到着することだけをミッションに、とにかく道を教えてもらうこと

ここは心を強く、大人の階段をのぼりましょう。

問題は、会場から別会場へみんなで移動したとか、行きは誰かと一緒になって助かったが帰りは先に出ないといけない、といった場面。

中級以上の方向音痴にとって、誰かについていった道は、一切の記憶に残りません。
来たんだから帰れるだろうという偏見に、どんなに異議を唱えても、最寄り駅までの全く知らない道を一人で歩かなくてはなりません。

駅までなら比較的、辿り着ける確率は上がりますが
そこから更に別な予定の目的地があるとか、見知らぬ土地でホテルに戻るなど、難易度が高い場合もあります。

こういう場合の対処法としては、「折り入ってお願いがあるのですが、●●までちょっと道案内していただけませんか?」とお願いしたら
何かしてあげたという意識もないくらいに、サクッと送ってくれるタイプの人を、時間までに見つけておく習慣をおすすめします。

これは、自分にとってのキーマンを見抜く訓練にもなります。
自分にとってのキーマン、その場でつながるべき人を見抜くスキルや、人脈をつなげるスキルを磨く訓練にもなりますので、身につけて損はない習慣です。

 

長くなって、そろそろお腹いっぱいと思うので
今回は前編として、ここまでにします。

次回、後編では
方向音痴上級編、かなり生活に支障をきたすレベルの人の実例をあげます。

もちろん、私の実例です。
我こそは、方向音痴上級者だ!という方がいたら
ぜひご連絡を。

坂井えつこメールフォーム
https://sakaietsuko.net/mail/