全く盛ってない「天神さまの梅」の話

今年も中山の天神さまに参拝させていただきました。
いい神社です。
かつてはもっと賑やかだったと言われますが、これだけの伝統と神事を受け継がれる地域の皆さまに敬意を表します。

ありがたいことに自治会や総代の皆さまがおもてなしくださるのですが
お祭り料理の煮物や焼き魚は、さすがにちょっと遠慮しまして
お茶請けのお菓子をいただこうとしたところ

スッと紙皿が私の手元に出されました。

お菓子をいただこうとした私に、これもどうぞと出された紙皿。

あら。
黒糖かりんとう?
一口ドーナツ的な?

砂糖のまぶされたお菓子と認識した私は、いただきます!と
ひとつパクっと口に入れた瞬間

ヒィィィィィィィィィィィヒィィィィィィィーーーーーーーーーーーーー

と、これは全く盛ってなく本当に飛び上がって
ジブリ映画の魔女の呪いが付いたハンコの虫を踏み潰した時のように全身が震えて逆立って

これなんですかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、あれ私、議員じゃなくてリアクション芸人だったっけ?と意識が錯乱して
ひたすら声をあげていました。

が。

誰一人、私のリアクションに反応せず
静かに冷静に穏やかにあまりに当たり前に

「天神さまの梅だよ」

という回答がありました。

「100年ものだよ」
「毎年梅採るのに駆り出されてよ」
「総代で代々作ってるんだよ」
「ご利益があるよ」

梅!

あぁ、梅。

えぇ、梅です。梅でした。

梅?

本当に、一切の話の盛りなく
ここまで干しつくされて、塩をふいた、カリカリでも肉厚でもない

「梅」

この世にこんなに酸っぱいものがあるのかという
大自然の畏敬の念で脳震盪をおこしそうな

ヒィィィィィィィィィィィヒィィィィィィィーーーーーーーーーーーーー

とすっぱい梅に

全身の毛穴が開いて、汗が出て、目が覚めて、毛が逆立って

「うわぁぁぁ、これはすごいです、一粒で今日一日がんばれます」

と自分でも見たことないテンションで繰り返していました。

代々作っておられる総代のみなさまに

「こんなすごい梅初めていただきました。一粒で今日一日がんばれます」

とお礼を申し上げると

「そんなに気に入ったんじゃあなー」

と、ずっしり重い大量のジップロックを持たせていただきました。

恐れ多くて遠慮したのですが
いいから持ってけ!とのことで

ずっしり重い大量のジップロックごといただきました。

「一人だけにやったんじゃなぁ!」

と、その場にいた議員がみんなずっしり重い大量のジップロックをもらっていました。

「これで令和7年度がんばれます」とお礼を言って、失礼しました。

ご利益がありそうです。

帰って、ソッコー家族に天神さまの梅を出しましたが
やはり一齧りごとに

ひぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーー

というリアクションでした。

本当にこれは一切、話を盛っていません。

「天神さまの梅」恐るべし。。。