政治を志してみようかな…と思う女性が増えればいいなと思って、聞いてほしい言葉を一方的につれづれに綴っています。
早いもので新年あけて今年も最初の1月中盤。
毎日が早すぎて、こうしてトシをとるんだと実感するお年頃です。
昨年は、私自身の改選という4年に1度の特記事項に始まり、飯能市長選、三郷&八潮市議選、都議選、衆院選と、ひたすら選挙に明け暮れていました。
厳しい戦いが続きましたが、それでも衆院選では、北関東の比例ブロックから埼玉の新たな国会議員2名が負託をいただくことができました。
これまで、所属政党日本維新の会・埼玉県総支部では、短期目標が国会議員の誕生。
やはり国政政党として国会議員がいないと話にならないところがあり、私が入党してからの5年間は選択と集中で、特に県南部と東部に人もお金もエネルギーも注いできました。
それは、唯一飛び地である私や飯能市を斬り捨て御免で無視してきたという事実でもあります。
でも、関東圏で弱小を極めていた我が政党の、さらに力のない埼玉県の総支部で
それでも出来ることをやっていくしかない。
県総支部としては、飯能は切り捨てて活動をしてきたけれど
私自身は飯能市民から負託を受けた飯能市議として、真摯に議会活動・地域活動に力を尽くしてきた自負はあり、
政党活動よりもそれを優先することに、理解を得ていたからこそ、こうしてやってこれました。
おかげさまで、短期目標は達成、これからはそのご期待にこたえ、さらに前進すべく、鋭意努めなくてはなりません。
なんといっても、北関東ブロック全体からの負託をいただいているのですから、これまでのように、「ほぼ東京」と言われる県南部や東部だけに注力することは許されません。(埼玉県総支部の2人の代議士は特に)
そこで、今年の私の目標の一つとして
埼玉という土地の独自の文化、地域によって大きく異なるこの埼玉について
微力ながら、その分析・魅力・課題・展望などを発信していきたいと思っています。
研究論文ではなく、政治を志す女性を増やしたいという目的で書いているこのブログですから、一切の迷いなく独断と偏見で書きます。
何らか、埼玉でやたら真面目に政治活動をしていくことのいとをかしを感じていただければ幸いです。
NHK朝ドラがやって来るのを日本で最も待った埼玉県
かつてほどの影響力はないとされますが、やはり朝ドラの舞台になるというのは、大変なPR効果。
仕事などでたまたま訪れた土地で、朝ドラ関連の観光施策が展開されていることはよくあります。
国営放送NHKも、それを前提に不公平なくまんべんなく全国を舞台にしている印象があります。
が。
埼玉県が舞台となったのは、全国47都道府県のラストです。どんけつです。
どんけつを類語辞典でひくと「着外、ラスト、残念賞びり、しんがり、末等、最後、最後尾、ビリケツ、どんじり、おわり、ドンケツ、最下位、ひとり負け」…と、胸の痛む言葉が並んでいます。
埼玉が朝ドラの舞台になったのは80作目。
アンカーであり、大トリなのです。
朝ドラ47作目が放送されたのが1992年。
47都道府県のうち、47回やってもまだ来てないところは複数ありました。
それから15年の月日が流れ、世紀もまたいだ2007年。
福井がその舞台となった時、埼玉では秘かにざわめぎがあったと聞きます。
福井が選ばれたことで、未だ一度も来ていないのが、島根と埼玉だけになったのです。
さぁ、どちらが先か!
ビリはどちらか!
翌年の2008年、島根がその舞台となり
埼玉は、2009年、80作目でアンカーを務めました。
待ちましたね。
ちなみに。
選挙に立候補すると、街中の掲示板にポスターが貼られますよね。
あの番号、どこにポスターを貼るかを決めるのは
まず、くじを引く順番を決めるくじを引き
そのくじ引きで引いた番号順に、ポスター番号を決めるくじを引いていきます。
飯能市は、定数も19と少なく、どんなに候補者が乱立しても
30人はでないので、最大待っても20何人です。
それだって、すごく待つんですよね。
80番も待つって、考えただけでも「待ったな~~~!」ってしみじみします。
翔んで埼玉の映画化より先に地味にディスられていた
満を持してのアンカー、大トリ。
埼玉にやってきた朝ドラ「つばさ」の撮影は小江戸・川越。
期待値もそれはそれは大きかったのですが、
いざ放送が始まると、方々から落胆の声が聞かれました。
家庭内のドタバタシーンや突然サンバダンサーが大挙するなど、「テンションが高すぎる」「うるさい」といった苦情も寄せられたそうです。
川越市はそれでも盛り上がったと思いたいところですが、
実際には、おっとり系・おとなしい・自虐を受け入れる・内向的…と表現されることの多い県民性になじまなかったところもあるのか、私の周囲でもすこぶる不評…というより、残念がる声が多かったです。
ビデオリサーチ調べによると、「2009年の平均視聴率は13.8%。この年間の平均視聴率は、それまでの最低値の15.2%を下回り、過去最低であった。関西地区の平均視聴率11.3%も過去最低。」とあり、各方面の評をググってみると、なかなかのディスられぶり。
それもなんだか地味なディスられぶりです。
その後、自虐ネタで、翔んで埼玉の実写版映画が大ヒットするのですが、それよりも前に、埼玉の自虐ネタは完成していた印象すら受けます。
余談ですが、翔んで埼玉のリバイバル大ヒット。
県内自治体の長がこぞってコメントを寄せたり、
2019年の埼玉県知事選挙の啓発広告として採用され「無関心は、ださいたま!」等々、自虐的に知事選への投票を促すYouTube動画が15万回再生された効果なのかどうか、
当初25%を下回るのではと予測までされていた、低いことで名高い埼玉県知事選の投票率が、32.31%と16年振りに30%台を回復(!!)
「埼玉県民にも選挙権があるのか?」
「海はない、空港もない。でも選挙権はある」
など、徹底した自虐ぶりでしたね。
それにしても、
なんとか、埼玉県内の投票率は上げていきたいところです。
話がそれました。
「つばさ」については、実はすごい大発見をしてしまったんです!
それは、長くなるので次回に書きます。
「自虐ネタなら自信がある!」という貴女。
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