【議員間の情報・意見交換会と令和2年度政務活動費審査会】
ここ数日の活動報告です。
まず、飯能市議会議員間での情報・意見交換会に出席。
6月議会における議場のソーシャルディスタンス等のテストも兼ね、
・議場内議員座席の移動や換気による、三密を避ける対策のチェック
・入場の際に非接触型体温計での体温測定
・アルコール消毒
・マイクを使わない地声での発言などを実施して開催されました。
来週から始まる議会前会議を前に
・6月議会の運営について
・新型コロナウィルス感染症対策、
・市民から届いている声の一部、
・補正予算や臨時議会について、
・市への状況確認事項など、各議員から様々発言がありました。
飯能市内の医療機関で、入院患者や医療従事者とその家族等に感染が確認されたこともあり、
・市内医療機関の状況やホテルの病床利用
・医師会との連携など情報収集の要望
・市内中小企業の厳しい現状をふまえ、より踏み込んだ支援策について、
・公立学校の状況など、多数の意見や情報が交わされました。
これらを踏まえて、6月議会についてもどのような議会運営がよりよいのか、議論が必要なところです。
6月議会運営については、各会派でかなり意見の異なる部分がありました。今回の集まりは決定機関ではないため、代表者会議等で協議されることになります。
臨時議会や補正予算については、
・飯能市独自の支援策が出てこないこと、
・5月20日に地方創生臨時交付金の申請締め切りが迫っていることから、
各会派から、要望だけではなく、正式に議会として声を上げていく必要性について多くの意見がありました。
私は、6月議会運営についてと上記補正予算等については、代表者会議で発言機会があるため、2点だけ意見を述べました。
まず1点は、会議のオンライン化についてです。
飯能市議会は全国に先駆けて、タブレット端末を用いたペーパーレス市議会を実現した議会であり、全議員が確実にオンライン出席を可能とした環境にあります。
議員が一堂に会する機会をという意見も出ていましたが、
この状況において、議員や市職員がタブレットを持って集まる必要はなく、議場参集を要しないオンラインでのリアルタイム配信も可能とした市議会運営を進めるべきと提案しました。
今回の意見交換会についても、事前に議長・副議長と直接交渉し、試行的にでもオンラインでの参加も可能になるよう強く申し入れをしましたが、オンライン会議については、検討していくという回答でした。
2点目は、常任委員会の行政視察についてです。
議会として、今すぐできることとしては、行政視察の中止を早い段階で決断し、不用額を生み出して今必要なことに使うべきではないかという提案です。
議長によれば、全国議長会からも視察は自粛となっているそうで、それであれば、早期に決めることで、約200万円の予算を支援策等に活用することが可能になります。
他議員からも、同意見が出されておりましたが、やはり視察に行きたいという要望や、近隣で日帰り等の検討も必要との見解がありました。
全国的に議員報酬を減額する議会もでており、この6月議会でもさらに出てくることも考えられます。しかしながら、これは簡単に全会一致とはならず、議論が必要と予測されます。
従って、議会としてすぐに出来ることとして、行政視察に関する提案をさせていただきました。
次に、令和2年度政務活動費審査会が開催され、委員として出席しました。飯能市議会では、全議員から提出された政務活動費報告書を議員間で審査します。全会派から1人出席の元、慎重な審査を行いました。
こちらも、6月議会の常任委員会でのソーシャルディスタンスと感染拡大予防対策を実際にテストしながらの開催となりました。
毎回、公金の使途として、より明確でわかりやすくしていくための意見が様々出されます。私は、一人会派のため3年連続で出席していますが、前年度に指摘があった内容などは、明らかに改善され、各議員とも工夫がみられると感じています。
年間18万円(月1万5千円)と、他議会と比較すると金額の多い議会ではありませんが、私は市民のみなさまに議会について報告させていただく、議会報告の広報費の一部に活用させていただいています。
使途は各議員の活動によって実に様々です。市議会HPより内容は確認できますので、市民のみなさまも、ぜひ厳しい目線でチェックいただければ幸いです。