改選期毎に実施されている、埼玉県都市ボートレース企業団視察研修会に参加しました。
今になって「改選期毎に実施されている」ことを知ったのですが、私が初当選した任期中には、新人議員として参加する機会がありませんでした。
初当選した時の選挙は、それはそれは激戦で、8年前というとやはり一昔前、ここ数年で地方議会も政治の世界そのものも大きく変動していますから、初当選当時の私はそれはそれは異質なものとして扱われていました。
壮絶ないじめ(と、後に多くの議員から言われた)も、その当時はそれがスタンダードだったので、
私が異物として当選してしまったことで、飯能市議会が新陳代謝を起こしたのなら、それはそれで当時の私に期待値を託した皆さんのご意思にはお応えできたのかなと思っています。
そんなわけで、2023年に初めて参加したこちらの研修。
埼玉県都市ボートレース企業団視察研修会
新人議員さん向けの研修でもあり、レクチャーの内容は、前回と大きくは変わっていませんが、その後も市場は広がり、収益も右肩上がりということで
配分金は昨年度の7000万を更に上回り、今年度は8000万円が配分される見込みとのことで
厳しい財政状況にある飯能市にとっては、非常に大きな歳入となります。
配分金以外にも、飯能まつりへの特別補助金200万円や、広報はんのうや議会だよりへの広告料50万円など、飯能市民も大きな恩恵を受けているBOAT LACE戸田。
さらに社会貢献度の高い事業として様々な取り組みを実施されており、
施設内も新たに子ども向けのボルダリングやトイレなどが整備され
週末のイベントも多彩なプログラムが予定されています。
市場規模の拡大や増収には、スマホから手軽に舟券が買えるようになったことや、業界が一枚岩となって、ギャンブルのイメージから社会貢献度の高い事業として努力されてきたこと、
誰もが遊びに来られるパーク化や30キロ圏内商圏への貢献、各自治体との協力関係など、実に様々に時代に合わせた変化をしてきた企業努力があります。
ギャンブルには多様な意見がありますが、俗に言う「ギャンブルと風俗は潰れない」的な搾取や丸儲けではなく
売り上げの75%が払い戻し・25%が収益と定められており
さらに25%の中から、日本財団へ3%、モーターボート競技会に1.2%と社会貢献や業界への寄付、
施設使用料、水面の使用料(県と戸田市へ)、ネット投票システムなどの利用料5%、場内の保守や清掃など各種委託料、イベント業者への委託料など、やはり事業を継続し、施設を維持管理していくには、売り上げが大きいだけ莫大な費用もかかります。
多くの飯能市民の方にも、BOAT LACE 戸田や埼玉県都市ボートレース企業団と飯能市の関係について知っていただけるよう、引き続き尽くしてまいります。