平成30年度人権研修会(第3回)

平成30年度人権研修会
第3回 11月7日(水)13:30~
飯能中央公民館

テーマは「最近の悪徳商法の手口と対処法」。
講師に、飯能市消費生活相談員さんをお迎えして、実際にあった相談の例などを交え
複雑・巧妙化する高齢者を狙った悪徳商法とその対策について学びました。

まずは、手口のパターンや疑わしい例を知ること。
その対処法を知っておくこと。
騙されても、あきらめずに出来る対策をすること。

法律を知っておくことで、出来る対応も広がります。

困った、何か変だな…そんな時に消費生活センターを身近に感じ、相談が出来ると解決できる方法も見つかる可能性が増えます。

飯能市には、4人の相談員さんがいて、それぞれ年間500件もの相談に対応されているそうです。

それにしても、詐欺の手口もよくこれだけ手の込んだことが…と驚くようなパターンも。
高齢者が狙われやすいのは「経済」「健康」「孤独」がキーワードとか。
経済の不安、健康の不安、孤独な心境に付け込む悪徳商法。
皆で知り、防ぐためにできることを伝える必要があります。

飯能市では、個人情報を守るために「本人通知制度」への登録も呼びかけています。
高齢でお一人暮らしの高齢の方などは、住民票の写しや戸籍謄本などの不正取得のターゲットにされやすい傾向があるそうです。
こうした証明書が代理人や第三者に交付された場合に、事前登録した本人にお知らせする制度で、登録しておくと不正取得への対応が出来て、ご家族も安心ですね。

その他、12月15日には、飯能市人権啓発講演会として、「インターネットと人とのかかわり合い」というテーマで、お笑い芸人のスマイリーキクチさんの講演会もあります。

人権について考える機会に参加されてみてはいかがでしょうか。