議案に対する質疑(令和元年9月11日)

令和元年9月11日(水)
議案に対する質疑を行いました。

私も所管以外の部分について、大綱で質疑させていただきました。

以下、坂井が質疑をさせていただいた内容と、答弁の概要です。
答弁については簡単な概要になります。
正確な内容は議事録をご覧ください。

 

・第1号 平成30年度飯能市一般会計歳入歳出の認定

商工費、創業支援事業について、執行率が半分少々です。
応募の要件が厳しいのか、希望者が少ないのか、どのように結果を分析されているのかお伺いします。

【答弁概要】

創業支援補助金、新規出店補助金、2種類ある。
平成29年度には、対象をひろげ、補助金をかさ上げした。
しかしながら、メニュー区分や補助金に差があるなどがあり、件数は減。

今後も、より充実を図るとともに、商工会議所とも連携して、1件でも多く進めていく。

 

・第9号 平成30年度介護保険特別会計歳入歳出決算の認定

平成29年度との比較で、保険給付費が増となっています。介護予防や一般会計の健康推進全般含め、効果が出ているといえない状況ですが、要介護認定率の改善など、指標面で具体的な成果は出ているのか、お伺いします。

【答弁概要】

平成30年度保険給付費が増となったのは、高齢化により、要支援、要介護の方が増えたため。
要支援は増だったが、要介護は微増にとどまり、要介護・要支援の認定率は前年度より下がっている。
健康づくりのための意識や習慣向上のための講座を様々行っている。専門家による指導から、市民主体となってきている。

 

・第10号 平成30年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定

歳入で国庫支出金を得ており、歳出の徴収費に充当しておりますが、後期高齢者医療保険料の収入未済額は昨年度とほぼ同額の500万円以上となっています。
国庫補助を得ていながら、成果が見えませんが、どのようなものが成果として得られているのか、お伺いします。

平成29年度との比較で、歳入の保険料の伸び率よりも、歳出の広域連合納付金の伸び率が目立ち、医療費に歯止めがかかっていませんが、市としてどのようにこの推移を考えているか、お伺いします。

【答弁概要】

平成30年度の収入未済額は530万。県平均よりは良い。
国庫補助金は、徴収費のためのものではない。(保険料のシステム改修のためのもの)
平成29年度より被保険者が増、しかし、一人当たりの保険料は、前年度、また県平均を下回っている。
引き続き、健康推進に取り組む。

 

・第11号 平成30年度訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算認定

予算時点では、平成29年度比で歳出の経費を削減していたものの、歳入の訪問看護収入は想定よりも1割近く減となり、歳入における繰入金の構成比が高くなりました。
この点は経営面からどう考えているのかお伺いします。

次に、平成29年度比で歳入歳出とも規模を減らした点について、歳出はおよそ11%減ですが、歳入は歳出よりも減額幅が大きく、およそ13%減になっています。
経費よりも売上が多く減っているのは、設置主体として、経営上どう考えておられるのか、お伺いします。

【答弁概要】

収入より歳出が上回ることについては、サービス提供をはじめ、収入を確保するよう引き続き努力する。