令和元年度 議会運営委員会行政視察

令和元年7月30日・31日
議会運営委員会の行政視察にて、先進事例を学ばせていただきました。

調査事項は

愛知県岡崎市議会
・本会議傍聴時の託児
・大学との意見交換会による提言書の提出

愛知県安城市議会
・タブレットを活用した電子採決システムの導入

について。

議会における託児サービスについては、大変関心があり、詳しく経緯や実施内容、運営状況等をうかがいました。
きっかけは、若手の女性議員が当選され、学校給食や子育て支援に関する一般質問をしたところ、傍聴に来ていた女性議員の支援者のお子さんが泣き止まず、退席されたことだそうです。

平成27年6月定例会の出来事で、安心して傍聴できる環境の整備が必要と判断、次の9月定例会ではすでに試験的に託児サービスを導入されています。

9月議会でも同じく女性議員の一般質問が予定されていた事、議員から提言もあったとのことですが、託児スペースの確保や託児サークルとの契約による保育士の派遣など、非常にスピーディに実施に至っており驚きでした。

現在は、執行部側が子育て政策の一環として、市が開催する会議や研修、講座などへの参加者を対象とした託児サービスを実施しており、ここで議会傍聴者も対象とすることで、独自運用はされていないとのこと。また、議会のライブ中継もあることから、託児を必要とする乳幼児を連れての議会傍聴より、スマホ等での視聴が中心ではないか、とのことでした。

それでも、市政に関心を持っていただくためには、一度でも議場に傍聴にお越しいただくことは非常に重要です。私自身も、他議会のライブ中継や録画を視聴するのは、勉強の一環でもあり、最近では趣味となりつつありますが、実際に議場に足を運ぶことで議会はぐっと身近で生活に密着したものになります。

託児サービスがあることで、行ってみようというきっかけになることもあれば、ぜひお越し下さいというメッセージにもなります。
議会傍聴規則で、未就学児は入れない等の議会もあるところですが、飯能市ではお子さんを連れての傍聴が可能。
お母さんが政治に関心を寄せる、それは未来を担う子どもたちに最も大きな影響を与えます。
今後、飯能市でも議論をしていくと同時に、私自身も娘を傍聴させてみようと考えました。

大学との意見交換会についても、若者にどれだけ政治への関心を持ってもらうか、選挙で投票をしてもらうか、自治体の、そしてこの国の将来がかかっています。
積極的な情報発信と意志の把握に努める取り組みは大変参考になりました。
こちらはまだ始まったばかりの試みとのことで、政策提言の今後の展開について、引き続き調査してまいります。

タブレットを活用した電子採決システムの導入については、飯能市は全国に先駆けてタブレットを導入しており、そこからどのように更なる活用、発展をさせるかが懸案でありました。
同じベンチャー企業のシステムを導入していることや、飯能市議会のIT会議でも、電子採決システムについて検討は重ねてきており、企業からのプレゼンテーションやレクチャーを受けていたので、内容的には同じでしたが

実際に議会に導入され、運用されているお話をうかがい、議会における時間短縮や職員さんの負担軽減、市民のみなさまにいかにわかりやすく議会を見える化していくか…等々、学ぶところが非常に多くありました。

今回の調査内容を飯能市に反映していけるよう努めてまいります。

大変お忙しい中、視察を受け入れて下さった岡崎市議会さま、安城市議会さまには、あらためまして感謝申し上げます。