阿須架道橋改築工事(阿須ガード拡幅工事)の現場見学会に参加しました。
この工事は、事業主体である埼玉県と東日本旅客鉄道(株)の協定に基づく、一般県道富岡入間線とJR八高線の交差部「阿須ガード」の道路拡幅工事であり、架道橋(函体)を改築するものです。
路線下は、鉄道営業線へのリスクを考慮し、HEP&JES工法で行われます。
この工法は、鉄道線路下や道路下等アンダーパス工事を安全に、低コストで、速く、精度よく施工するための新しい工法です。
地元の長年の懸案であり、念願の阿須ガード拡幅工事ですが、県道を4年間止めるという大掛かりな工事。
電車を止めることなく工事を進め、また電車に影響する工程では夜間工事となることや、安全上、現場を覆っての工事になるので、不安を抱かれる地域住民の方もおられます。
なるべく地域の皆さまに情報を伝え、実際に見ていただくことでご理解とご協力をいただき、また安心していただきたいという配慮から3日間に渡っての見学会でした。
安全に最大限配慮しながら、順調な進捗で、現段階では1か月ほど早いペースで進んでいるとのことでした。
今のところ、工事騒音などのお声もないとのことで、引き続き情報公開をしながら、安全に工事を進めるとのことです。