令和5年度赤い羽根共同募金事業
【ひとり親家庭支援 クリスマスお買物券】の申し込みは11月10日までとなっています。
希望するひとり親家庭に、市内協力事業者店舗で使えるクリスマスお買物券が発行されるこの事業。
金額は、子どもの人数などによりますが、一世帯3000円以上が目途になっています。
こちらは申し込みが必要です。
所得制限等はなく、児童扶養手当の受給状況も関係しません。
ひとり親家庭支援については、原資が税金であることから
ネガティブな解釈や批判的な意見も多く、誤解もあります。
ひとり親家庭の支援の主たるものが「児童扶養手当」です。
理解はかなり進みましたが、手当の内容は何十年も変わっていません。
年間87万円までの所得であれば満額の月4万円の支給。
年間所得87万円を超えると、10円単位で減額。
子ども3人目からの加算は6000円程度。
年間230万円を超えると、1円も支払われず、医療費の補助など、他の支援も一切なくなります。
この所得には、例えば実家に帰った場合、同居する家族(両親や兄弟姉妹)の収入も含まれますので、実際には働かなければ生活できない、子どもを育てられない、だから働くと支援は受けられないという現実があります。
ひとり親は税金を原資とする手当を受けている、支援を受けているという見方は誤解でもあり
実際には、頑張って働いて、支援は受けていないけれど
一人で子どもを抱えて、貧困の中で孤立しているひとり親過程がどのくらいあるのか
実態は正確に把握もされていません。
今年度は、このクリスマスお買物券の事業は児童扶養手当の現況届の面談時に
特にチラシ等の案内はされませんでしたが
こうした事業をきっかけに、支援を必要としている方からの申請で
必要な公助につながることも期待されます。
ご希望される方は、ぜひ申請してみて下さいね。