再会。尊敬する人と。

気が付けば、6月も半ばを過ぎ。
今年はやや紫陽花が遅かった気がします。

6月議会、慣れない準備と初めての一般質問に
後手後手感が否めず
なんとなく、選挙の頃を思い出します。

圧倒的に当選はないと言われた私の、飯能市議選は
全てが後手後手でしたね。

多くの方にご心配をおかけいたしました。

ご心配いただいた方のお一人に
全く同日に市長選挙を戦われたお隣秩父市の
久喜邦康秩父市長がいらっしゃいます。

私は秩父にご縁があって埼玉に来て、今飯能にいますので、
秩父は私にとっては特別な場所です。

5年間秩父市は熊木に住んで、ケーブルテレビで毎日取材に飛び回る日々。
初めて取材でお会いした久喜市長は、その時は議員ですらなく
ドクターでした。

とにかく、頭の回転が速くて
私も、実は遅くはない自信を持っていて

若気の至りでトンガって仕事に打ち込んでいた
当時20代後半の私にとっては

40代後半のドクターであり経営者である久喜さんが
紛れもない成功者に見えました。

有言実行で、言ったことは必ず実現させる
スマートで時間管理、タスク処理、情報収集能力、発信力。
すべてにおいて一流のビジネスマンの追随を許さない
その実行力とタフネスさ、そして資本力。

資本主義経済における経営者のすべてを持ち合わせていて
とにかく尊敬していました。

その後、市長選にお出になった時には
当時の私は、政治家になって欲しくなかったり
雄弁家で政治経験豊富な他候補の方を応援したりしていて

当時から、政治に関するセンスがなかったのかな(;^ω^)

その後、久喜さんが
市議になって、男子の本懐を遂げ市長になられた頃には

私は、秩父を離れて、飯能で
立ち上げたばかりの会社と予期せぬ妊娠出産と子育てに
翻弄されていて

どなたとも疎遠になっていたのですが

数年後、娘と出かけた飯能祭りで
西武沿線のフォトコンテスト表彰式に出席されていた久喜市長と偶然の再会。

本当に、偶然の再会でした。

あの日をきっかけに
また娘と秩父を訪れるようになり
夏休みの宿題といえば、小鹿野化石館に化石研究と発掘に行ったり
ユネスコ無形文化財に指定された夜祭に行ったり

また秩父にご縁がつながりました。

そして、人生何があるかわかりません。

今度は私が、飯能市議選に出て
まさかまさかの(?)だれも予期しなかった(笑)
当選をさせていただき市議となり

飯能市議会の先輩方と、久喜市長を表敬訪問させていただきました。

私は、議員バッチをつけるのは
基本的に好みませんが
(ジャケットに穴が開きますし)

こんな形で恩人に再会できるのは
これは大変ありがたいことだなと、あらためて実感いたしました。

首長のスケジュールとは本当にタイトで
どれだけご多忙か、今はよくわかっています。

そんな久喜邦康秩父市長が、それでも

「初めての一般質問、原稿は出来ましたか?」

と、一行メールを下さる、

そんなお気遣いに感謝の気持ちでいっぱい。

・・・それ以上に、実はプレッシャーでいっぱい;;;

精一杯がんばらせていただきます。

傍聴、ケーブルテレビでの視聴をお願い申し上げるとともに
ご意見等お寄せいただき

今後も厳しい目で鍛えていただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。