総務委員会行政視察
令和元年10月17日(木)
兵庫県宝塚市
人口 225,218人(令和元年8月1日現在)
面積 101.89km2
議員定数 26人
調査事項
●エイジフレンドリーシティ宝塚行動計画について
(都市のハードや社会システムを高齢化に対応させる、市民参画や雇用などで、高齢者が社会に参加し、支える側にまわるの2つの観点から、高齢者にやさしいまちづくりを推進しようとする取組。
●性的マイノリティに寄り添うまちづくりの取組について
【エイジフレンドリーシティ宝塚行動計画について】
エイジフレンドリーシティは、WHO(世界保健機関)が、平成19年に世界的な高齢化と都市化に対応するため提唱したプロジェクト で、宝塚市では、この考え方に賛同し、平成27年6月、グローバルネットワークへの参加を表明し、同8月にメンバーとして承認されました。
全ての市民が高齢になってもいきいきと暮らすことができ、多様な人々に 活躍の場と機会が広がる「あらゆる世代が、お互いの存在を認め合い、支え合い、将来につながる地域社会を創造する」ことを目指し、本計画を策定とのこと。
【性的マイノリティに寄り添うまちづくりの取組について】
平成27年4月に文部科学省から発出された「性同一性障害に係る児童 生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」においても、“悩みや不安 を受け止める必要性は、性的マイノリティとされる児童生徒全般に共通する”ということが明らかにされ、また、全国の各地で性的マイノリティに関する理解の促進と支援の必要性の認識が広がっています。
宝塚市では、「第2次宝塚市人権教育及び人権啓発基本方針」における人 権尊重の理念に基づき、市民一人ひとりの人権が大切にされ、多様な生き 方を認め合い、誰もが自分らしく暮らせる社会を目指し、平成27年から取り組みを進めているそうです。
令和元年10月18日(金)
奈良県生駒市
人口 119,625人(令和元年8月1日現在)
面積 53.15km2
議員定数 24人
調査事項
●生駒市環境モデル都市の取組ついて
平成26年3月に低炭素社会への転換に向け、温室効果ガスの大幅削減など高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市「環境モデル都市」に内閣府から選定され、「地球温暖化対策の推 進に関する法律」第20条の3に規定されている「地方公共団体実行計 画(区域施策編)」として位置づける「生駒市環境モデル都市アクションプラン」を策定。
また、平成27年9月の国連サミットで「持続可能な開 発のための2030アジェンダ」にて記載された国際目標であるSDG sが採択され、国として、環境モデル都市には、地域資源を最大限に活用し、低炭素化と持続的発展を両立する地域モデルの実現の先導や、あらゆる社会課題に対して分野横断的に取組むべくSDGsの理念を踏まえた役割を期待された。
平成31年3月の「第2次生駒市環境モデル都市アクシ ョンプランでは、SDGsの理念を踏まえ、あらためて「まち」「ひと」 「経済」の三側面に個々の取組を再編。
(SDGsとは…持続可能な世界を実現するための17のゴール・169 のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り 残されないことを誓っている。)